秋田市の中心部の古くからの街並みに建つ住宅です。市内では珍しく比較的余裕のある敷地です。南側には幅4mを超える大型の木製サッシを配置しました。その手前は玄関から続く土間部分。土間がリビングまで入り込む事で、薪ストーブまでの薪の搬入の動線としています。天然素材、自然素材を多用。北国ですので寒さ対策は高性能グラスウール20Kをダブルで使用、この厚さになると夏の日射熱も通しません。外気温の影響の受けにくい室内温熱環境が実現します。床ナラひき板貼りフロア。白い壁は大理石パウダーをカゼインで固めています。カゼインは牛乳にも入っているタンパク質。柱や梁は無垢の杉製材品。他の使用している素材もなるべく自然や地球に負荷のかからない物を選んでいます。今回は、岩手で制作されているハナレギさんの家具も納品させていただきました。
屋根断熱:高性能グラスウール20㎏ 240㎜
壁断熱:高性能グラスウール20㎏ 210㎜
基礎断熱:防蟻剤入りポリスチレンフォーム100㎜(立上り)
基礎下断熱:ビーズ法ポリスチレンフォーム50㎜(全面)
開口部:木製断熱入玄関扉、大型木製サッシ、樹脂サッシ
24時間換気:デマンド型第3種換気
暖房:ヨツール薪ストーブ、ガス温風暖房(夏季取り外し可)